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タイトル

徳久悟, 常盤拓司,稲蔭正彦.
Adjustive Media:フィードバックを伴うメディア作品の制作手法
認知科学会論文誌,Vol.17, No.3, pp.536-548, September, 2010.
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概要

従来のインタラクティブアート,エンタテイメントの作品の多くは,体験者への行動の促しと体験者の行動,そしてシステムの応答によって構成されているが,これら一連の流れは,継続的・反復的に行われることを前提としていない.そして,そのつどのインタラクションが作品のコンセプトを伝えるようにデザインされている.これに対して,継続的・反復的な作品体験の中でコンセプトが伝達されるという考え方がある.この考え方に基づき,筆者らは作品形式としてのAdjustive Mediaを提案する.Adjustive Mediaは,フィードバックを伴うスパイラルモデルとしての作品形態である.体験者は繰り返し作品を体験することで,体験ごとの結果の差を意識することができ,作家の意図に近づくことができる.本論文では,Adjustive Mediaのデザイン手法として3つのデザインプロセスについて提案し,プロトタイプとして制作された作品を紹介する.